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宮古市出身の歌手で宮古観光親善大使の金沢未咲さん(28)=東京都在住=と小田代直子さん(25)=宮古市在住=は17日、同市田老のグリーンピア三陸みやこで演歌・民謡コンサートを開き、避難住民に心のこもった歌声を届けた。
「歌を通して笑顔になってほしい」との思いから企画。2人は「津軽の花」や「雪んこ海峡」「外山節」などを熱唱。「三陸観光音頭」では住民と一緒に踊りを練習し、交流を深めた。
3月11日、小田代さんは仕事で仙台市に向かっている車中で被災。食事も取れないまま、3日間車中泊し、その後、宮城県内の避難所で2日間過ごした。地元に戻ってきた時は「変わり果てた町の姿がショックで言葉にならなかった」という。
金沢さんは東京にいたが、家族と連絡が取れず不安な日々を過ごした。3日目にやっと両親の無事を確認。「ほっとしたが、テレビで津波の映像を見ていたので地元のために何かしたいと思った」と振り返る。
2人は5月に宮古市民文化会館でコンサートを開く予定だったが、震災の影響で中止に。「ここから私たちもスタートしていきたい。一緒に頑張りましょう」と呼び掛けた。
避難所で生活する男性(61)は「一緒に口ずさんだりして、楽しむことができた。こういう時間を過ごすことで何か始めるきっかけにしたい」と語った。
【写真=「三陸観光音頭」に合わせて、避難住民と一緒に踊る小田代直子さん(左端)と金沢未咲さん(前列左から3人目)】
岩手日報


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