祖母永眠。97歳でした。
火葬に立ち会うことはできず、葬儀にだけ出席。
母は僕に会うなり、
「凄くキレイだったがや(遺体が)」
と嬉しそうに語る。
・・・。
祖母は元気だったときは毎年、畑でじゃがいも、大根、白菜、ネギ、食用菊を畑で毎年育てていた。
夏になれば僕はじゃがいも掘りに借り出されていた。
葡萄酒というよくわからない飲み物を作り、
舌が痺れるほどしょっぱい梅干しを漬けて、
お彼岸には大量のまんじゅうを作ってくれた。
葬儀で、祖母が生まれてから亡くなるまでの生い立ちをお坊さんが読み上げる。
第二次大戦、満州国、ラサ工業。
山崎豊子原作でいけそうな内容だった。
祖母がよく、
「なあに、イットギマだが。」
と言っていたことを思い出した。
イットギマ、とは、
「一時の間(いっときのま)」、ほんの一瞬、という言葉が宮古訛りになったもの。
暑いなかじゃがいも掘りでしんどいのもイットギマ。
宿題するのもイットギマ。
戦火を逃れ疎開するのもイットギマ。
苦しい、辛い、めんどくさいことなど、一時耐えればあっという間に過ぎ去る。
とてもいい言葉を教えてもらったなと思います。
戒名に祖父の名前が一字入っていました。なんだか幸せな気分になりました。
体が異常に柔らかくて、握力がすげー強い祖母。
安らかにお眠りください。
ありがとうございました。

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