2010年6月18日金曜日

ホームランバー

昼下がり。




嫁と近くのコンビニまでアイスを買いにいくことに。




臨月に入り、沢山歩かないといけない。




気温は32度。暑い。




家の前の畑は今年は茄子を植えている。




近くの田んぼにも水が入り、夜はカエルの大合唱、どころか大絶叫。




田んぼの前にあるお地蔵さんの前で少年がうずくまっている。




田んぼをじっと見ている。




何か見えるのかなと思い、少年からは少し離れたところから田んぼをのぞく。




おたまじゃくしや、あめんぼが沢山いる。




懐かしいなあ、おたまじゃくしとか大量に捕まえて、大量に死なせたよな〜。




しばらく眺めていると見たことの無い生物がいる。




ひょろ長くて緑色のやつ。3〜4cmくらい。水中を泳いでいる。




ナメクジでもヒルでも芋虫でもない。




なんだろうか?と嫁と話していると、少年が「どれどれ?」




こいつこいつ。なんだろう?なんだろう?見たこと無い。




少年と嫁とオレ。見たこと無いやつを見る。




嫁は一足先に飽きた様子。というか暑い。




さて、コンビニに急ぐか。




少年がついてくる。




少年「あっちにも田んぼあるよ。」




ああ、そう。




コンビニに行く途中に確かに田んぼがあった。小さな田んぼなので見過ごしていた。




最近、車でしか移動しなくなったから。




少年は先回りして僕らに手招きしている。




少年「こっちこっち。」




小さな田んぼにも同じようにおたまじゃくし、あめんぼが沢山いた。




少年は田んぼの水辺まで行き、のぞきこんでいる。




しばらく眺めたあと、コンビニへ歩き出す。




少年がまたついてくる。




少し歩いたところに蟻の巣を発見した。ほら、蟻の巣。





少年「ほんまや!」




少年を残し、歩き始める。




またついてくる。




少年「蟻の巣、塞いできた!」




嬉しそうに報告してくる。




少し、めんどくさくなってきた。まだついてくるのかな?




嫁とどうでもいい世間話をする、なんだか盛り上がる。




気がつくと少年の姿はなかった。




後日談は無い。

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