火事があった翌日、例の部屋を見に行こうと思ったら鑑識と取材の人間がわんさかで近寄ることができなかった。
夜、家に帰ってくるとポストに「あなたの防火意識チェック」というかわいらしいマスコットが描かれたチラシがささっていた。
また次の日にその部屋の前にいくと何ごともなかったような佇まいだ。何も知らずにポストに届けられた新聞が切ない。
また次の日の朝、内装屋がきており壁紙を張り替えたり、床を張り替えたりしている。
そして、何も知らずに誰かが入居するのだろう。
その部屋で前の住人が死んだということも知らされずに。自分の部屋はどうなのだろうか?
そして隣の部屋は?
そういえばポストに「鍵を閉めただけで安心していませんか?」とか「ストーカー防止法があなたを守ります」とかいうチラシが入っている時がある。
もしかしたらそういう時はマンション内で何かあった時なのかもしれない。
2009年11月5日木曜日
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