カフェモカ、水、灰皿を携えて喫煙席へ。
入った瞬間に目を奪われる。
日焼けした顔、ボッサボサのボサノバ頭、大量のビニール袋、元は違う色であったろう黒ずんだコート。
人間観察というのは大嫌いだが、この方は「見ろ!いや、看ろ!」という感じで甘んじて受け入れることにした。
赤ラークをパイプに差し、くわえる姿はさながらオードリーヘプバーン。
お顔はジミヘンドリクス。
何より目をひいたのはネコバスとジジのぬいぐるみ。
独りしゃべくりの合間合間に水で喉を潤し、ヘプバーンに戻る。
タバコを立て続けに2本吸い終えると旅立ちの準備。
大量の荷物、ネコバスとジジを大事そうにしまう。
テーブルの上には緑色のコード状のものが見える。
膨らんだ部分を押すと、カエルがピョンと跳ねるおもちゃ。
それをコートの内ポケットにしまい出発。
後日談は無い。

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